広告を含みます。PostgreSQLをVPSで動かす時の選び方です。
PostgreSQL用VPSは、月額だけで決めるとあとで困ります。DB本体、バックアップ、復旧手順をどこに置くかを先に決めます。
小さなWebアプリやAPIなら2GBから試せます。本番に近いDB、n8nやDifyとの同居、長期運用なら4GB以上、余裕を見るなら8GB以上も候補にします。
PostgreSQLだけでなく、Webアプリ、Docker、監視、バックアップ処理も動きます。DBを主役にするなら、安さよりメモリと保存先の余裕を優先します。
VPS内だけにdumpを置くと、VPSごと壊れた時に戻せません。DB dump、volume、サーバー全体の保存先を分けて考えます。
用途別の候補
| やりたいこと | 候補 | 選ぶ理由 | 申し込み前に見るところ |
|---|---|---|---|
| 個人開発のWebアプリ/API | ConoHa VPS | 小さく始めやすく、アプリ、DB、Webhookを同じVPSで検証しやすい。 | 2GBで足りるか、4GBへ上げる前提か、バックアップ先。 |
| Docker ComposeでDBも動かす | XServer VPS | Docker、n8n、Dify、APIをまとめるなら、メモリを広めに取りやすい候補。 | 4GB以上、SSD容量、DB volume、復旧手順。 |
| Linux運用を長く持つ | さくらのVPS | 自分でOS、DB、監視、バックアップを組みたい人向けに比較しやすい。 | リージョン、スケールアップ、保守を自分で持てるか。 |
| Difyやn8nのDBを分ける | XServer VPS ConoHa VPS | アプリ用VPSとDB用VPSを分けると、負荷や復旧を切り分けやすい。 | 通信経路、Firewall、バックアップ、運用メモ。 |
PostgreSQL、API、Dockerを同居させるなら、最初から4GB以上を比較します。Difyや複数サービスまで置くなら8GB以上も見ます。
失うと困るものから決める
| 守るもの | 失うと起きること | 準備すること | 候補 |
|---|---|---|---|
| DB本体 | ユーザー、注文、設定、履歴が戻せない。 | DB dump、復旧テスト、VPS外への退避。 | ConoHa VPS、XServer VPS |
| Docker volume | コンテナを再作成してもデータが戻らない。 | volumeの場所、composeファイル、環境変数を分けて保存。 | XServer VPS |
| 接続情報 | アプリ側からDBにつながらない。 | ユーザー、DB名、ポート、Firewall、秘密情報の管理。 | 全VPS共通 |
| 復旧手順 | バックアップがあっても戻す順番で止まる。 | 手順をObsidianなどに残し、1回読んで戻せる状態にする。 | さくらのVPS、XServer VPS |
バックアップの考え方
小さなDBや移行で扱いやすい方法です。戻す先で復元できるかまで確認します。pg_dumpの公式説明を確認する
OS、設定、DBをまとめて戻したい時に考えます。DBだけの復旧とは役割が違います。
本番に近いDBでは、特定時点へ戻す考え方もあります。運用負荷は上がるので小規模では必要性を見ます。PITRの公式説明を確認する
VPS内だけに保存しません。別ストレージ、手元PC、別サーバーへ逃がす前提にします。
バックアップは取るだけでは不足です。別名DBへ戻せるかを小さく試します。
ディスク満杯、DB停止、Webアプリ停止に気づけるようにします。
VPS候補
DB、Webhook、軽いAPIをまず動かすならConoHa VPSを候補にします。バックアップ先はVPS外に分けます。
ConoHa VPSを確認するDify、n8n、API、PostgreSQLをまとめるならXServer VPSも比較します。メモリ余裕を先に見ます。
XServer VPSを確認する自分で構築、監視、復旧まで持つならさくらのVPSも候補です。手順を残せる人向けです。
さくらのVPSを確認する小さく始める時の注意点
| 判断 | 見落としやすいこと | 先に決めること |
|---|---|---|
| 1GBで始める | DB、Docker、OSだけで余裕が少ない。 | 検証だけにする。本番前に2GB以上へ移す。 |
| 2GBで始める | 同時に動かすサービスが増えると詰まりやすい。 | アプリ数、DBサイズ、ログ保存量。 |
| 4GBで始める | バックアップ先が同じVPS内だと弱い。 | dumpの退避先、復旧テスト、監視。 |
| 8GB以上で始める | 余裕はあるが、設計なしでは復旧が楽にならない。 | DB専用か、アプリ同居か、障害時の切り分け。 |
確認日: 2026年6月27日。参照: PostgreSQL公式バックアップ章、pg_dump、PITR、ConoHa VPS、XServer VPS、さくらのVPS公式ページ。仕様と料金は変更されるため、契約前に公式ページで確認してください。PostgreSQL公式のバックアップ章を確認する